転職や給与UPを目指す新卒二年目以降の人は読んでみて損はない~「マンガでわかる! 入社2年目の教科書」書評
こんばんは。犬吠埼カヤノです。
「マンガでわかる! 入社2年目の教科書」という本について、
あらすじ、要約なども交えつつ、書評を書いてみます。
要約
筆者は仕事を「落ちゲー」と捉えており、
複雑な状況で様々な形のタスクが降ってくる中、
素早く優先順位をつけて意思決定することの
繰り返しであるとしている。
成長のためには、
- 考える(綿密な計画を練る)より先にとにかく行動すること。
挑戦し、失敗しないと学びがない。 - 失敗した後の再発防止を目的とした振り返りにこそ時間を割くべき。
- アウトプットは2割できた時点で一旦上長に確認を取ること。
- 突然のチャンスの際にアイディアを出すために、
日々のインプットを怠らないこと。 - こだわらない部分はマニュアル化し、やらなくて良いことは捨て、
大事な挑戦やインプットに時間を割くため効率化をすること。
目標設定をする際のコツとしては、
- できる限り具体的に設定する。
いつまでに・どうなるか、の2項目を具体的な数値で設定すること。 - 「なりたい自分」は「なりたくない自分」の裏返しで考えても良い。
- 自分が目指す最終的な「結果目標」と、
それを達成するために実行するコントロール可能な「行動目標」の
2つに分けて捉えると目標に向けて自走できるようになる。
自分はこれが得意です、と発信し周りから認められれば、
時間はかかったとしても機会は次々与えられる。
打率よりヒット数を意識し、
まずは失敗しまくり学びまくることから始めると良い。
感想
具体的なHowの部分に関しては
正直1年目でできていないと仕事にならないのでは?
と思ってしまうくらいには基本というか、
本質的な部分であると感じました。
特に、なにをやるかより、
なにを「やらないか」を瞬発的に選んで捨てていくスキルは
仕事に限らずあらゆる場面で活きる力だと思います。
目標設定のコツについては、
具体的に活かせそうなテクニックの話がされており、
勉強になります。
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