人に話しかけられると身構えるのも、過去に親が持たせてくれた「防御装置」の効果かも。
こんにちは。犬吠埼カヤノです。
いつのまにか、ツイッターで約1,500人もの
フォロワーさんとつながることができています。
本当にありがたいことです。
それに伴いかなりの量のリプライが
私宛の通知として飛んでくるのですが、
いつもそれを確認する際に
「少なからず身構える」私がいることに気づきました。
身構えるというのは、
受けるダメージを少しでも減らすための行動です。
つまり私にとっては誰かから話しかけられる=加害される、
と無意識下で認識しているという事でしょう。
心当たりは大いにあります。
幼い私が、母親の言ったとおりの行動を
とらない又はとれないときに、
必ずと言っていいほどこのセリフを
言い聞かせられてきたものでした。
「他の人もみんなそう思ってるけど、言わないだけだかんね!
お母さんはカヤノのお母さんだから教えてあげてるの!」
私が自主的に家族の分の皿を洗わないということも、
私が母親主観でのダサい服を着てその辺をほっつき歩くことも、
あとなんなら浪人生だった頃はSNSも母親の監視
(本人には監視という感覚はなく、友達みたいな親子として
振舞いたかっただけだと思いますが)
があったので私がツイッターとかで私の考えや意見を呟くことも、
周りの人は本当は全員「よくないこと」だと思っていて、
でもそれを私に言わないだけ。
という刷り込みが
強烈に入り込んできているという事でしょう。
要するに、
「他人はみんな私の一挙手一投足を否定する。私がやりたいことを妨害する。敵だ。」
という思い込みを握りしめたまま、
育ってきてしまったというわけですね。
でも、母親とはこの記事のタイミングで、話し合いをしています。
toshino-bakeinu.hatenablog.com
カヤノにとっての幸せが何なのか、お母さんたちにはわからなかったから、お母さんたちが思う『幸せ』の道はこっちだよ! って伝えちゃってた
(引用:25歳女、休職中、母親と和解する。 - 妖怪人事の幸せブログ)
上記で引用した、2019年現在の母親自身の発言と照らし合わせれば、
私が「他人はみんな私の一挙手一投足を否定する」という
思い込みを持つに至った原因である、
「周りはみんなそう思ってるけど言わないだけ」
という母親の発言自体が、他ならぬ、
母親の「思い込みの世界」から発せられた言葉に過ぎないという事でしょう。
だって事実、私はツイッターでも、休職前の会社でも、
本当にたくさんの優しい言葉を色んな人からかけてもらえていた。
(それをまだ全力で受け止めきれてないのはごめんなさいですが、
ちゃんと「ある」ことに気づいてはいます。)
私がそれを毎日のように言われてた時期から、
もう5年以上は経過しています。
5年、小学生のジャリボーイが高校生の思春期男子になるくらいの
成長を遂げることができるほどに分厚い時間の単位です。
そんな古い思い込みに、いつまでも縛られる義理はないでしょう。
母が私のためと思って刷り込んでくれた
「防御装置」。
もういらないから、ここに置いていくよ。
今まで長い間、私を守ろうとしてくれてありがとう。
ゆっくり休んで。
今は、そんな気持ちです。