犬吠埼カヤノは鎌倉に引っ越したい。
こんばんは。犬吠埼カヤノです。
今日の投稿は上記動画でしゃべったことを改めて文章にしてるだけなので、
ぶっちゃけ動画見ていただければ読まなくても大丈夫です(?)
先日ポストを開けたところ、
来年1月で家の契約が切れますよ、というはがきが届いていました。
思えば、弊社の内定者インターンとして働き始めたのが、2年前の2月。
ベンチャー企業へのゲームプランナー職として入社していくのだから、
深夜残業もバリバリあるだろうな、とおもって会社から徒歩5分の物件を借りたのでした。
……バリバリあるだろうな、なんて書くと、他人事みたい。
私、ほんとうは自分で、バリバリ深夜残業して、
休日出勤もして、馬車馬みたいに働くことを望んでたんです。
誰よりも頑張って、誰よりも努力して、そして会社の中で認められたかった。
認められさえすれば、忖度や縛りから逃れてのびのびとモノづくりができると思っていたから。
そう、ほんとはただモノづくりがしたいだけだったんです。
自由に、画面の向こうの誰かのために、この世のどこかの一人でも、
明日会社行くのしんどいけど、それでもゲーム内の推しのイベントが尊いから
今日も頑張るか、頑張って生きるかって思ってもらえるようなものを、
誰かが生きる理由になるようなものを、ただ、作りたかった。
当時の私は、イラストレーターとか小説家とかって本当に限られた一部の才能ある人しかなれないとおもってたし、そういう道をちょっとでも志そうとしたもんなら親に猛反対されて、やれ大学受験だ。やれ手に職がどうだ。学歴がどうだ。小中高大とエスカレーター式にいい子で学問を素直に身に着け、社会に出て普通の社会人として普通に働いて普通に結婚して普通に子供育てて普通に年を取って普通に正月に親に顔を見せて普通に
普通の呪いに縛られて、自分が本当に生きたい生き方なんか、
意識の上では考えたこともなかった。
でも潜在意識はずっと私の望みを考えて、叫び続けてきたんだろうね。
20代も半ばになって、魂の一番深いところからの叫びが、
いよいよもって現実に侵食してきた感じはあります。
だからこその休職。それゆえの、人生を見つめなおす機会。
というかんじですかね。
会社でもの作りすることを望んでいたから、会社のすぐ近くに住んでたけど、
もうそれを手放すのなら、ここに住んでる理由もないのかな。
ほんとは、海と山が近いところに住みたい。
今年の夏に訪れた鎌倉の風は透き通っていて、
海の酸味と山の青さが混ざり合い、かすかにレモンの香りがした。
toshino-bakeinu.hatenablog.com
いっそのこと、このタイミングで引っ越してしまうのは、ありだよなあ。
江ノ島電鉄沿いに住んで、毎日海の近くまで散歩してさ。
そういう生活もいいかもしれない。
12月の頭にでも、物件見に行ってみようかな。
江ノ電沿いなら4~5万円くらいでも物件あったりしないかな。
会社の人たちに認められたくて、
会社の人たちにオススメされた本を何十冊と買って読んだ。
もういらないと思ったら、全部売って身軽になろう。
どんどん捨てて、手放して、体も心も軽くして、
そしたら飛びたいところに飛んでいきたい。
魂を、たんぽぽの綿毛みたいに軽くしたいな。
選んでいこう。軽やかに。
軽やかに選んで、冒険して生きていこう。