自分が全人口の6%しかいない「HSS型HSP」気質だと知りました ~ 名づけるとは、対象に働きかける力を得るということ。
こんばんは。犬吠埼カヤノです。
Twitterでの発信に本腰を入れ始めて以来、
私が昔から苦しんでいたことと似た悩みを抱えた人や、
「あるある!」「わかる!」と言いたくなるような
繊細な痛みを感じながら日々を生きている人に
沢山出会うことができています。
そういった、私と似た人々とかかわりを深めていくうちに、
この気質には「HSS型HSP」という
名前が付けられていることを知りました。
HSPとは
そもそも、HSPとは何なのかというと、
HSPとはHighly Sensitive Personの頭文字を取ったものです。
日本語に訳すと
「とても繊細な人」「繊細すぎる人」「敏感すぎる人」になります。
簡単に言えば、外側の刺激に対して過敏であるということです。
それは、精神的なものだけではなく、物質的なものも当てはまります。
HSPという概念はアメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロンが提唱したものです。
1996年に「Highly Sensitive Person」というタイトルの本を出版し(邦訳「ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ」)、ロングセラーになりました。
(引用元:HPSとは何か?HSPの特徴を心理カウンセラーが丁寧に解説します! - 繊細3.0|繊細な人・HSP・エンパスの楽に生きる魔法|繊細3.0|繊細な人・HSP・エンパスの楽に生きる魔法)
そして、
全人口の20%の割合で存在する「HSP」の
特徴を持つ人はさらに
2種類に分けられるのだそうです。
HSS型HSPとは
HSPの気質を持つ人の70%は「内向型」です。
残り30%の「HSS型」とは、
Highly Sensation Seekingの略で、
「刺激追及型」という意味。
「HSS型HSP」の人間は、
0.2(HSP)×0.3(HSS型)=0.06 となり
全人口の6%の割合で存在しているといえます。
感受性が強くて傷つきやすいのに、
好奇心旺盛で刺激を求めるから、
「活動的だけどすぐ疲れる」
「フットワーク軽く動けるけどすぐ飽きる」
みたいなことになるそうです。
向いてる仕事は起業家やフィールドワーカー、冒険家など。
……令和のこの時代に冒険家て……。
(参考:【まとめ】HSS型HSPの特徴・診断・才能を生かせる仕事について | 暮らしっく)
感想
人生に苦しむ人にとって、
その苦しみやモヤモヤに
名前が付くことは「救い」です。
名前のない苦しみに付きまとわれる人生というのは、
「なんだか知らんが生きづらい」
「でも周りの人たちは別にそんなことないようだ」
「どうしたら生きやすくなるのか分からない」
「どうすればそれが分かるのかもわからない」
という袋小路の絶望の中で、一人、
膝を抱えて縮こまり続けるようなものです。
今の世の中なら、
名前があれば、名前を知れば、
それを手掛かりに「検索」をすることができる。
そうすれば、自分の苦しみの原因が
具体的に何だったのかもわかるし、
原因が分かれば対処方法もわかって、
苦しみを減らす生き方を選ぶことができる。
その上、
名前があるという事は、少なくともそれを
「発見」して「名付けた」誰かがいるというわけですから、
自分一人がおかしいんだ、
こんなことで苦しんでるのは私だけなんだ、
という冷たい氷のような孤独も溶かすことができます。
昔の人たちは、原因不明、正体不明の凶事に、
「妖怪」として名前を与えて扱いました。
名があると、対象の具体性が上がります。
具体的なものに対しては、
「働きかけ」たり「対処」したりできるようになります。
名づけるとは、
それを前にした人々に対して
立ち向かう勇気を与えることであり、
知識を与えることであり、
一人じゃないという安心を与えることなのです。
名づけとは、救い。
ならば、その名を知った私は、
それを広めることがしたいと思いました。
まだその名を知らずに苦しんでいる人にも、
その情報が届くように。
苦しみの解像度を上げて、
自分の人生をより楽に生きていける選択ができるように。
HSS型HSPの特徴、強み、そういうものを
まだ知らない人にも知ってもらえるような、
そんな漫画を描いてみたい。
今月は「副業で生きていく!!!!」つって
他の方から依頼されたシナリオをもとに
漫画描きまくって報酬をいただくムーブを取り続けてきたけど、
来月からは「私が伝えたいもの」を形にすることに
より多くの時間を割きたいな。
がんばろ。
自分もチェックしてみたい方はこちらから
自分のHSP傾向の強さは以下のページから診断できるので、
もしご興味ある方がいれば是非どうぞ。
HSS型かどうかのセルフチェックは以下から可能です。