12時間かけて40冊ほどマンガ読んできたので「面白いマンガ」の要素を抽出してみる。
こんばんは。
気圧が低いか、雨か、寒い日には
身動きの取れなくなる犬吠埼カヤノです。
つまり冬は9割方ポンコツです。冬眠させてください。
コミティアで刺激をうけた後、
最近の漫画の研究したいなと思って
ひたすらインプットする日を作ることに決めました。
近所の漫画喫茶が、
22時~翌5時までの入店だとナイトパックで少し安くなるので、
朝4時に起きて5~17時での集中決戦を仕掛ける形で実施しました。
読んだもの
12時間くらい集中して読了したのは、
上記、およそ40冊ほどです。
ジャンルも掲載誌もバラバラに、
でもアニメ化やSNS上で話題になった作品を複数種類、
多角的に検証したくて選んだものです。
まあ個人的に読みたかったというのが一番の選定理由ですが。
サマリ
総合的に、印象的だった技法としては
- 心情の「すれちがい」が面白さになる
- バトル系も日常系も突き詰めれば人間ドラマ
- 戦闘後の敵の回想などで「人柄」を見せる。印象付けて、裏切る
- 18ページ単位で起承転結を進行させるとテンポがいい
ということでした。
結論、すべては人間ドラマ。
面白い物はキャラがよく描けてるんですよね。ほんとうに。
自分に「似た」要素があると、
人は共感を覚えます。
共感すると、好きになって、
その作品自体を追うようになるんでしょうね。
感想
たった12時間で得られたインプットでも、
「いっぱい読んだ感」というか、
量の手応えはかなりありました。
これ2-3万円投資してでも、
5-7日間くらい今日と同じように
浴びるように情報を頭に叩き込む期間作れたら、
結構いい感じになれるんじゃないだろうか。
それをするだけの価値はありそう。
知は力ですから、ね。
……
そして同時に、身も蓋もない事に
気づいてしまったんですが、
私は会社で
「浴びる程エンタメをインプットしろ」
って耳にタコができるほど言われてきてて、
それだけ言われてもやる気が湧いてこなかった。
なのに今、自分で面白い作品作るのに必要だと感じたら
半日で40冊近く漫画研究するのも
全然苦にならないっていうのは……
「初めから会社の仕事にリソース割くほどの
価値を感じてなかった」
という事の何より明らかな証明なのかなって……。
私は私が思うよりずっとドライだったみたいです。
頭で「やらなきゃ」ってずっと考えて苦しんでたけど、
心は「いらん、そんなもの」って言い続けてたっていう。
人間ってむずかし。