ビジネスモデルとは? を知識ゼロでも楽しく知れる図解付きの本。~「ビジネスモデル2.0 図鑑」書評
「ビジネスモデル2.0 図鑑」という本を読了した。
以下、読んだ感想やあらすじ、要約なども交えつつ、書評を書いてみる。
時代の流れに負けず生き残るビジネスモデルについて、知識のない人にもわかりやすく、図によって解説をしてくれる一冊である。
要約
ビジネスモデルは時代の流れとともに移ろうものだが、
生き残るビジネスモデルは共通して
「創造性があるか」
「社会性があるか」
「経済合理性があるか」
の3象限をクリアしている。
創造性を考えるには、逆説の構造があるかを見る。
起点(物・事・仕組み)→
その時点での起点に対する定説(普通は〜、常識では〜)→
定説の逆説
を考えた上で、起点に対する逆説を主たるスタンスとして実現するものである。
社会性に関しては、「八方よし」の考え方も重要である。売り手-買い手-世間 の三方だけでは成り立たなくなった現代において、全てのステークホルダーに対して満遍なく配慮しながら経営できているとよい。
経済合理性については、貸借対照表に載らない無形資産に着目することが大切。ビジネスモデルを図解することで可視化しやすくなる。資本を資産に転換する視点を持つこと。
これら3点に着目しつつ、
・モノ(新たなコアバリューを提供)
・カネ(新たなお金の流れを作る)
・情報(新たなテクノロジーを使用)
・ヒト(新たなステークホルダーを巻き込む)
の4カテゴリーのビジネスモデル、全100事例について図解&説明した一冊である。
感想
世の中にはこんな面白いことを面白い形でやってる会社あるんだって知れてすごい楽しい。
頭いいこと考える人がたくさんいるし、ほんとにそうなったらいいな、って共感できるビジョンを掲げて邁進して行ける人がいっぱいいるんだなあ。
もっと知りたい。