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迷い走る人生 ほどほどにナイス

当たり前は当たり前じゃないと知ることで、初めて自己実現は可能になる。~「あたりまえを疑え。」書評

「あたりまえを疑え。」という本を読了しました。

以下、あらすじ、要約なども交えつつ、書評を書いてみます。

 

 

 

「あたりまえの事に疑問を持って初めて自己実現は可能になる。」という前提のもと、「時間」「ルールや慣例」「コミュニケーション」「マネジメント」「自分自身」に対する見方を変えることを目的とした一冊です。

 

要約

あたりまえの事に疑問を持って初めて自己実現は可能になる。
同調圧力に対しては戦えそうなら戦い、無理なら逃げること。諦め思考停止すると老害化まっしぐらである。
本書は全5章で構成されており、それぞれの章で異なるテーマについての見方を変える事を提案している。

 

1.時間について


消費時間が短縮され双方にとって多くの資源を手にする結果となる。
得意な事は数字と併せて周囲にアピールすると、自然と先述のタスク分配がしやすくなる。

2.ルールや慣例について


肩書と人物の重要性は相関しない。肩書きは単なる役割であり、プライドの立脚点にするのは間違い。
風当たりが強いのは最前線にいる証拠。ありもしない正解を未来に求めるのは無駄。成長の為にどんどん挑戦して失敗し、さらに再挑戦する輪を回していくことが必要である。

3.コミュニケーションについて


プレゼンは聞き手へのプレゼントである。話し手の都合ではなく、聞き手が聞いて嬉しい事を話す。実体験から生まれた言葉は人を動かす。

 

4.マネジメントについて


マネジメントとは全体を見て連続的に決断を行う事である。「事実何が起きたか」「次にどうすればいいか」に着目し、
失敗を可視化してすぐ対処できる仕組みを構築、挑戦の輪を回していけるように整えることでもある。

5.自分自身について


なりたい自分を言語化し、睡眠・食事・外見などにどう投資するかを考えるとよい。自分の信念を実現する手段が仕事である。過去の経験に固執せず、未来志向で生きること。

 

感想

自分が大事に握りしめていた思い込みにより、

自身の行動も縛られ、不利益をこうむっている…という事態は往々にしてありますよね。

思い込みを手放し、自由に生きていく。という視点を得るのにいい本だと思いました。

 

 

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