東方鬼形獣1面ボス「戎瓔花」と6面ボス「埴安神袿姫」は血のつながった姉妹かもしれない
東方Project第17弾『東方鬼形獣 〜 Wily Beast and Weakest Creature.』 の委託販売が開始された。
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今作の1面ボス「戎瓔花」と6面ボス「埴安神袿姫」は、元ネタ的に血のつながった兄弟かもしれない? ということを考えているので、今回はその妄想を書き留めて記事としたいと思う。
「戎瓔花」と「ヒルコ神」
1面ボス:『河原のアイドル水子』 戎瓔花(えびす えいか)。
また、撃破後のセリフで「骨がない」ことをコンプレックスに思っている描写や、キャラクターデザインのモチーフとなっている動物が「クラゲ」であることなどが特徴的である。
こうした特徴を抱える神が、日本の神話を記した書物である「古事記」のもっとも初期のパートに登場することをご存じだろうか。
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「ヒルコ神」。
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「埴安神袿姫」と「ハニヤス神」
6面ボス:『孤立無援が誂えた造形神』 埴安神袿姫(はにやすしん けいき)。
種族は「神」であり、能力は「偶像を作り出す程度の能力」。
精巧な偶像を作り出すことが出来、彼女が作った偶像は、信仰心を集めたり、身代わりにしたり、一緒に遊んだり、部屋に飾ったり出来るという。
ここまで要素が明確であれば、元ネタとなる神も一目瞭然である。
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「ハニヤス神」。
ヒルコ神を生んだ後も次々と神産みを続けてきたイザナギとイザナミだったが、火の神であるカグツチを生んだことによりイザナミは致命傷の大やけどを負ってしまう。その傷の痛みの中で嘔吐やら失禁やらまあそれはそれは激しく苦しみ、漏らした大便から生まれたのがハニヤス神(漢字表記もそのまま、埴安神)である。
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「ヒルコ神」と「ハニヤス神」
イザナミはハニヤス神や、その他いろいろな分泌物から生まれた神々を産み落とした後、火傷により命を落としている。
つまり、ヒルコ神は生前のイザナミの一番最初の子、ハニヤス神は生前のイザナミの一番最後の子であるといえる。
この説に基づけば、
瓔花ちゃんは袿姫ちゃんのお姉ちゃんだ、という風にも考えられはしないだろうか。
そういう同人誌が読みたい。
もしこの記事を読んでいる鬼形獣クラスタ、鬼形獣に興味を持っている東方クラスタ、日本の神話オタクがいたら、是非そんな感じの本を描いてみてはくれないだろうか。
よろしくおねがいします。
↓神主(ZUN)が鬼形獣の構想を練っているときに「ホモ・デウス」を読んでいたという情報もある。併せて読む事で作品理解が深まるかもしれない。
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